メルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴン

公開 : 2014.05.22 22:50  更新 : 2017.06.01 02:12

9月下旬に発売が予定されている第4世代のメルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴンが公開された。これは新しいCクラスの2番めのボディ・スタイルだ。その価格は、サルーンよりも£1,200(20万円)ほど高くなるという。

ステーションワゴンは、Bピラーから前はサルーンと同じだが、その後方が異なるもの。サイズは全長が4702mmと、現行モデルよりも96mm長く、ホイールベースも80mm長い2840mmとなる。幅が1810mmと40mm拡大されたことと、全長が長くなったことで、45mmほどリアのレッグ・ルームは長くなり、肘とショルダー、そしてヘッドクリアランスも大きくなった。また、ブート・スペースも、リア・シートを起こした状態で5ℓ多い490ℓ、リア・シートを折りたたんだ状態では10ℓ大きい1510ℓを確保している。ライバルであるBMW 3シリーズ・ツーリングは、シートを起こした状態で495ℓ、たたんだ状態で1500ℓという数値だ。

また、そのほかのも従来の60:40の分割可倒式から40:20:40に変更され、イージーパックではハンズフリーでリア・ゲートを開閉することも可能となった。このハンズフリー・オープナーは、リア・バンパーの下で足などを1フィート(30cm)ほど動かせばリア・ゲートが開くというものだ。

エンジンは180psの2.0ℓ4気筒ガソリンがC200に、170psの2.1ℓ4気筒ディーゼルがC220ブルーテックに、そして204psの2.1ℓ4気筒ディーゼルがC250ブルーテックに搭載される。ハイブリッドと6気筒は来年の発売となる予定。また、駆動方式は、4WDが幾つかの市場向けに用意される。

Cクラス・サルーン同様に、コンフォート、エコ、スポーツ、スポーツプラス、インディビデュアルの可変ドライビング・モードも用意される。また、ダイレクト・ステアと呼ばれる可変ステアリング・セットアップもステーション・ワゴンで標準となる他、多数のオプション・リストの多くはSクラスから引き継がれる。

重さは現行モデルよりも65kg程軽い。サスペンションは、標準ではスチール製のものだが、オプションでスポーツ・サスペンションや、エアマチック・サスペンションも設定がされている。エアマチック・サスペンションは、セルフ・レベリング機能を備えるというものだ。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事