新型ニオET5 航続距離1000km以上の小型EVセダン発表 バッテリーは「交換」可能

公開 : 2021.12.21 06:25

バッテリー交換システムで充電時間を短縮

バッテリー交換はニオのビジネスモデルの特徴であり、参加することで車両価格から約8000ポンド(約120万円)相当が引き下げられる。バッテリー交換は、専用施設で3分程度で行うことができ、市販の急速充電器よりもはるかに早い電力補給が可能だ。

ニオは、2022年末までに中国全土で1300か所以上のバッテリー交換ステーションを稼働させることを見込んでいる。また、最近ではエネルギー企業のシェルと提携し、バッテリー交換インフラを欧州に拡大するなど、中国以外の市場もターゲットに見据えている。

新型ニオET5
新型ニオET5    ニオ

ニオはすでにノルウェーで自動車販売を開始しており、2022年にはドイツ、オランダ、スウェーデン、デンマークに展開する予定。ET5の発表会で、社長のウィリアム・リーは、2025年までに25か国以上でニオが存在感を示すと述べた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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