レース参戦に向けて 「スポーツ走行クラス」とは TBCCシーズン9第2戦(延期分)をレポート

公開 : 2021.12.24 21:15

本家TBCCもレポート 70台参戦

9シーズン目の第2戦となる第34回TBCCは、ヴィンテージ・スポーツ走行クラス:5台、クラブマンズ・カップ:30台、クリスタル・カップ:26台、スーパー/ハイパー・クリスタル・カップ:計19台が参加し大盛況だった。

クラブマンズ・カップはベスト・ラップタイムが1分30秒を超える程度、クリスタル・カップは同1分25〜29秒台程度、スーパークリスタル・カップは同1分22〜25秒台程度の車両/ドライバーが参加できる。

スーパークリスタル・カップでもアルファ勢が抜群の存在感を発揮しており、笹本選手の1969年ジュリア TIがU2000クラスを制した。
スーパークリスタル・カップでもアルファ勢が抜群の存在感を発揮しており、笹本選手の1969年ジュリア TIがU2000クラスを制した。    高桑秀典

過去に1分22秒より速いタイムを記録している車両/ドライバーは、ハイパークリスタル・カップ・クラスで走ることになる。

TBCCは敷居の低いモータースポーツであるからこそ、ルール、マナー違反に対するペナルティを明確化し、レース時の安全性を高めている。

そうすることで、良い雰囲気でバトルを楽しめるようにしているのだ。そして、年間ポイント制を採用するなどし、TBCCらしさを保つ配慮がなされている。

次戦は2022年2月6日なので、興味を持たれた方は、観戦可能となった場合に見学してみるといいだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 編集

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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