ポルシェ クラシックモーターオイル発売
2014.05.23
ポルシェ ジャパンは、ポルシェAGのクラシック車両専門部門であるポルシェ クラシックで開発された、ポルシェ クラシックモーターオイルの販売を5月28日から開始した。 このポルシェ クラシックモーターオイルは、ポルシェ クラシックと、ヴァイザッハのポルシェR&Dセンターおよびドイツのオイルメーカーとの共同開発により、クラシックモデルの空冷水平対向4気筒、6気筒エンジンに対応したエンジン・オイルだ。
ポルシェ クラシックモーターオイルには20W-50と10W-60の2種類のグレードが用意されいる。356、914および初期の911モデル(2.7ℓまでのGモデル)には20W-50の粘度を持つマルチグレードオイルが、ドライサンプ潤滑方式を持つ 3ℓ以上の空冷水平対向エンジンを搭載した911モデルには、10W-60の粘度を持った100%化学合成オイルが推奨されている。
このオイルは研究所および公道でテストを重ね、クラシックエンジンに用いられている合金やシール剤に合わせて開発されたもの。さらに、高温域での優れた柔軟性と安定した保護性能を発揮し、理想的な耐摩耗性と耐食性を提供する。また、クラシックポルシェをモチーフとしたオイル缶は、ヴァイザッハのポルシェデザインスタジオでデザインされたという。
価格は、20W-50が1ℓ2,376円、5ℓ10,152円、10W-60が1ℓ3,132円、5ℓ13,608円だ。