新型ホンダ・ステップワゴン ミニバン界の功労者 歴史を振り返る
公開 : 2022.01.03 08:25 更新 : 2022.06.07 19:17
厳しいミニバン界 新型はどうなる?
1996年の初代から、2015年登場の現行まで、5つの世代を重ねてきた「ステップワゴン」。
その売れ行きは、初代が最も勢いがよく、そして大きかった。そして第2世代、第3世代と代を重ねるにつれて、売れる量は減ってきた。
こうした厳しい数字の理由は、数多のライバルの登場、ミニバンブームの沈静化などが理由として挙げられる。
しかし、ミニバンのニーズが消えてなくなったわけではない。
ただ、競争が激しいというだけだ。
ホンダ全体として、日本市場における登録車と軽自動車の販売比率が、このところ徐々に軽自動車に傾いている。
軽自動車である「Nボックス」が大ヒットしていることで、全体の数字は維持できているものの、収益率の高い登録車の販売増大はホンダにとっても、強い願いのはず。
だからこそ、次世代の「ステップワゴン」にかける周囲の期待は大きいのではないだろうか。
第6世代となる新型「ステップワゴン」がどんな姿で現れるかに注目したい。