text & photo:Yasuhiro Ohto (大音安弘)
心地よい気候の軽井沢にて、ロードスター日本最大の祭典である軽井沢ミーティングが開催された。今年は、ユーノス・ロードスター誕生から25周年の節目でもあり、会場には例年以上の台数となる歴代の様々なロードスターが集結。まさに、あふれんばかりであった。
メインステージでは、日本初公開となるMX-5の25周年記念車と次期型ロードスターのシャシーがアンベール。ファンの期待は、大きく高ぶったようだ。また、次期型モデルの主査である山本氏をはじめとする開発陣によるトークショーも実施され、ファンとの熱心な質疑応答が繰り広げられた。
会場では、ショップブースや駐車場内の他のオーナーのクルマを見学したり、久々に再開した遠方の友人との話を咲かせたりと、誰もがゆったりと軽井沢でのひとときを楽しんだ。
軽井沢の街角には、朝から多くのロードスターが集結。このように道路がロードスター一色となる瞬間も……。
初期型1.6ℓモデルのみ設定のマリナー・ブルーのユーノスが並ぶエリア。同色のオーナーズクラブのクルマたちだ。
NB型のトランクに飾られているのは、愛車と同一仕様に仕上げられたモデルカー。オーナーの拘りが伺える。
NA型の貴重なM2の初代コンプリートモデルである1001も複数台が参加していた。当時の販売台数はわずか300台。
2003年に追加投入されたクローズドボディのNB型ロードスタークーペ。マツダE&Tが改造を手掛けたモデル。
NC型の登場を記念して発売された限定モデル3rd Generation Limited。RSをベースに様々な専用装備を備える。
この日、25周年記念限定車が日本初披露された。ニューヨークショーに、出品されたMX-5そのものである。
次期型ロードスターの開発主査を務める山本修弘氏によるジャンケン大会が行われ、ステージ前は大いに沸いた。
次期型開発陣参加によるトークショー。参加者からも多くの質問が上がり、次期モデルへの期待の高さが伺えた。
こちらも日本初公開となった次期型シャシー。詳細は明らかではないが、ホイールは4穴タイプとなるそうだ。
歴代ロードスターの開発主査を務めてこられた貴島孝雄氏も来場。新シャシーの話題を交えつつトークを行った。
人気企画のひとつであるお楽しみ大抽選会とチャリティオークション。予想外のお土産に、大喜びした人も……。
ちびっこたちによるペダルカーレースも白熱の戦いに! 特設コース周辺は、多くの声援と笑顔が溢れていた。
25周年を記念した寄せ書きコーナーも設けられた。そこには、ファンからの熱いメッセージの数々が……。
ショップの出展ブースも大盛況。様々なデモカーやパーツが一堂に揃うのも、イベントの魅力のひとつ。
ロードスター中部ミーティング実行委員の皆さん。趣味だという自作ステッカーは、種類も豊富で人気だ!
金沢ロードスタークラブの平野さんは、カレンダーを制作。ロードスターの写真を撮るが大好きだそうだ。
この日、30万キロに到達したというNA型ロードスター。「まさか25年の付き合いになるとは……」とオーナー談。