もっと知りたい、新型ステップワゴン 純正アクセサリーと「プレミアムライン」の存在

公開 : 2022.01.07 12:22

新型ステップワゴンの続報です。スパーダに設定される「プレミアムライン」と、ホンダアクセスの純正アクセサリーについて、お届けします。

ホンダアクセス、エアーを変える

ホンダが、フルモデルチェンジしたステップワゴンを初披露し、話題になっている。

その正式発表はまだ先だが、ホンダ車の純正アクセサリーを開発する「ホンダアクセス」からも、同時に純正アクセサリーが先行公開された。

新型ステップワゴン・エアー 純正アクセサリー装着車(プラチナグレー・メタリック)
新型ステップワゴン・エアー 純正アクセサリー装着車(プラチナグレー・メタリック)    ホンダアクセス

新型には、ステップワゴン・エアー、ステップワゴン・スパーダという2タイプが存在する。

各々に個別の外装アクセサリーが用意されているので、その概要を紹介したい。

まずは、クリーンなデザインをまとうステップワゴン・エアーのアクセサリー(写真灰)。

趣味と暮らしの共存を“あえて見せるカッコよさ”を表現することがテーマだ。

とくに、フォグライトガーニッシュ、ボディサイドモール、16インチ・アルミホイール(マルチカラー塗装)、リアコーナーガーニッシュは、白のアクセントカラーによって、アイテム感、ギア感を演出。

リアの外観をスタイリッシュにするテールゲートスポイラーも設定した。

スパーダ用のアクセサリーは、また違った雰囲気だ。

新型スパーダのカスタムパーツ

ステップワゴン・スパーダは、そもそもフロントオーバーハングがエアーよりも20mm長く、リアも15mm長い。

その伸びやかなフォルムを、さらに引き立てるアクセサリーが用意されている(写真白)。

新型ステップワゴン・スパーダ 純正アクセサリー装着車(プラチナホワイト・パール)
新型ステップワゴン・スパーダ 純正アクセサリー装着車(プラチナホワイト・パール)    ホンダアクセス

かたまり感のあるメタリック・パーツで構成されており、上質なカッコ良さを演出。テーマは「Emotional Solid」だ。

フロントグリル、フォグライトガーニッシュ(LEDビームライト付き)によって、フロントはよりワイドな印象に。

16インチ・アルミホイール(高輝度塗装)が足元に個性を与えて、クールな外観のスパーダがひと味違うキャラクターに生まれ変わっている。

車内の純正アクセサリーについても情報が入ってきた。

カーナビ 大画面が上昇?

内装のパーツでは、11.4インチの大画面に加えて、ハードキーで使いやすさを追求したホンダコネクト・ナビに注目。

新型ステップワゴンは、ダッシュボード(インパネ上面)をノイズレスな造形にすることに挑戦した。スピーカーなどもわざわざ見えにくくしている。

新型ステップワゴン用 11.4インチ ホンダ・コネクト・ナビ(メディア挿入のために、モニターを上昇させた状態)
新型ステップワゴン用 11.4インチ ホンダ・コネクト・ナビ(メディア挿入のために、モニターを上昇させた状態)    前田惠介

その意匠を崩さずに、大画面ナビを埋め込むアイデアが採用されているのが面白い。

従来型はCD・DVD媒体などの挿入口を、モニターの後ろにある本体の上部に設けていた。これがあるために、ダッシュボードはナビ本体を埋め込んでいるエリアだけ、ボコっと膨らんでいたのだ。

新型ナビは、媒体の挿入口を、本体の下部に設けている。出し入れをする際は、大画面がエレベーターのように数センチ上昇(写真)することで、挿入口が現れる形だ。

この構造によって、本体上部にメディアプレイヤーのスペースが不要となり、広大なダッシュボードがフラットでクリーンな造形を維持することに成功した。

これ以外にも、純正アクセサリーとしては最大級の15.6インチという大画面・後席用モニター(高精細フルHDディスプレイ)も用意されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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