シトロエンもEV発売 新型C4シリーズに「E-C4エレクトリック」 日本価格/サイズ/内装を解説
公開 : 2022.01.07 13:05
新型シトロエンが日本発売。「C4」と電気自動車の「E-C4エレクトリック」について、サイズ、内装を解説します。助手席前のiPad置き場が個性的。
発売日/ボディサイズ
シトロエン日本法人が、中型ハッチバックの新型C4、および新型E-C4エレクトリックを発表した。1月22日から発売する。
ガソリン仕様、ディーゼル仕様、日本ではシトロエン初となるフルEV仕様がラインナップされている。
そのボディサイズは、全長4375×全幅1800×全高1530mm。日本でも使いやすい大きさ・高さにまとめられた。
フロントの外観は、グリル中央のダブルシェブロンから続くクロームのラインが、V字型のLEDライトと繋がってシャープな印象。
点灯体は、上段がデイタイムランニングライト、下段がヘッドライトとなっている。リアランプもV字型のデザインを採用した。
インテリアは、シトロエンらしさのある新しいアイデアと快適性能へのこだわりが見られる。
内装 助手席にiPadを
内装は、水平基調のダッシュボードのセンター部に、10インチのタッチスクリーン・インフォテイメントシステムを搭載。
空調コントロールは運転中も操作性しやすいよう、タッチパネルと物理スイッチの機能を切り分けた。
メーターは5.5インチ・デジタル・インストゥルメントパネルと、ポップアップ式カラーヘッドアップディスプレイという構成。
シフトセレクターはクロームで仕上げたトグルスイッチを新採用し、指先の軽いタッチで操作が可能となった。
面白いのは、助手席側ダッシュボードの「シトロエンスマートパッドサポート」。
これは、タブレット端末を固定するスタンドで、専用ホルダーに入れた端末を、助手席の同乗者が走行中でも安全・快適に操作できるというもの。
クルマを離れる際は、タブレット端末を収納するドロワーもグローブボックスに備わる。
取付けには別売りホルダーが必要で、対応機種はiPad第7世代/第8世代/第9世代、iPad Air第3世代、Amazon Fire 7 第9世代などとなる。
後席とトランクについて
また、改良型C3などに設定されているアドバンスト・コンフォートシートをC4シリーズの全車に採用。
シート生地裏に特別なフォームを配することで、身体とシートの“当たり”感を改善。フォームのボリュームは2mmから15mmへと大幅にアップしている。
また、クーペのようなスタイルとあって注目したいのが、後席のスペース。
ライニング形状を最適化し、ヘッドクリアランスを確保。2665mmのホイールベースによってクラス最長レベルの後席ニースペースを有するパッケージを生み出した。
同社によれば「大人4人が快適に、平等に、移動の喜びを享受できる」という。
また、荷室は段差のないフラットなフロアで容量が380L(VDA方式)。リアシートを倒せば最大1250L(VDA方式)ものスペースが生まれる。
3種類あるパワートレインについても確認しておこう。