ニュー・アウディR8、2015年の発表に向けてテスト中
公開 : 2014.05.29 22:30 更新 : 2017.06.01 02:12
第2世代の新しいアウディR8がニュルブルクリンク・サーキットでテストを繰り返されている。今回とらえたスパイ・ショットでは、カモフラージュも以前より激しいものではなく、その結果、新しいLEDヘッドランプを含みそのスタイリングがだいぶ明らかになってきた。
そのスタリングは、基本的に現行モデルのイメージを強く引き継ぐものだが、新しいLEDランプ、大きなエア・インテーク、小型化されたフロント・グリル、大型化されたリア・ディフューザーなどが変化した点だ。
アウディの社長によれば、その基本は兄弟モデルであるランボルギーニ・ウラカンと同じだが、R8はトレッドも広く、ホイールベースも延長されているという。
ウラカンからは、僅か50kgのファイアウォールを含むセンタートンネルが引き継がれる。また、ボディはアルミニウム製だ。この構造はR8 e-トロンにも採用されるものだ。
エンジンは、ウラカンに搭載される5.2ℓのV10のほか、V8も用意される。駆動は4WDのみで、トランスミッションは7速デュアル・クラッチだ。
技術チーフのウルリク・ハッケンベルグは、「サスペンション・レイアウトはウラカンと異なる。従って、ウラカンとは違うセッティングとなる。また、ライフサイクルの後半には、ダウンサイジングしたターボ・エンジンの搭載も計画している。」と語った。
ハッケンベルグは幾つかの国では、より小型のターボ・エンジンが望まれるとコメントしている。また、パワーも落とす必要があるのだとも語った。