フィアット・パンダ(2代目) 英国版中古車ガイド 今も人気の100HPと4x4

公開 : 2022.01.22 08:25

英国ではいくら払うべき?

450ポンド(約8万円)〜999ポンド(約15万円)

初期の2代目パンダで、1.1Lか1.2Lエンジンのクルマが英国では出てくる。ボディの凹みやホイールキャップの欠落などは、想定しておきたい。

1000ポンド(約16万円)〜1499ポンド(約22万円)

より状態の良いパンダが選べる。整備記録の内容も良くなる。走行距離がかさんだ100HPも出てくる。

1500ポンド(約23万円)〜1999ポンド(約30万円)

状態の良いワンオーナー車を英国では購入できる。4x4も執筆時に見つけた。

2000ポンド(約31万円)以上

手入れの行き届いた4x4と100HPを英国では狙える。走行距離も短くなる。

英国で掘り出し物を発見

フィアット・パンダ 4x4 登録:2006年 走行距離:17万500km 価格:2695ポンド(約42万円)

走行距離は短くないものの、執筆時に発見した強気な価格のパンダ 4x4。ボディはしっかりしており、装備も充実しているから、検討する価値はある。

フィアット・パンダ 4x4(2006年/英国仕様)
フィアット・パンダ 4x4(2006年/英国仕様)

タイミングベルトはすでに3本目に交換済みかどうか、オフロードでシャシー下面を打っていないかなどを確かめたい。シフトチェンジが滑らかに行えるかどうかも、試乗時の確認ポイントだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

関連テーマ

コメント

おすすめ記事

 
×