新型シビック・タイプR 試作車は3本出しマフラー 東京オートサロン2022に登場
公開 : 2022.01.14 12:05 更新 : 2022.01.15 02:45
新型ホンダ・シビック・タイプRのプロトタイプが、一般公開されました。東京オートサロンの会場からお届けします。
1月16日まで一般公開
新型シビックの高性能モデル、「シビック・タイプR」のプロトタイプが、一般公開された。
千葉県で開催中の東京オートサロン2022に展示されている。
タイプR専用のスペシャル・カモフラージュに身を包むプロトタイプは、鈴鹿サーキットにも姿を現したことが確認されている。
フロントフェイスは、ロアグリルの形が異なり、標準モデルが台形であるのに対し、本プロトタイプは逆台形。
新型シビックの特徴ともいえる優雅な曲線を描くリアピラーには、ピラー・トゥ・ピラーの幅いっぱいに広がるリアウイングが備わっている。
日本発売は2022年中?
また、車体後部にはセンター出しとなる3本のエグゾーストパイプが顔を覗かせる。中央が1番太いタイプだ。
従来型のタイプRは、後ろから見るとひし形や多角形の意匠が溢れ、いかにも情報過多のスタイリングという印象が強かった。
新しいタイプRはプロトタイプを見る限り、クリーンになった新型シビックのイメージを引き継いでいるように見える。
東京オートサロン2022に姿を現した特別カモフラージュのタイプRプロトタイプは、この会場のみの展示だという。
標準型シビックは発売当初の実績ではマニュアル車が好調。クラスは違うがトヨタGR86、GRヤリス、スバルBRZといったスポーツモデルの登場が続いている昨今、タイプRの登場でスポーツカーの人気に再び火がつくだろうか。
なお、ホンダは新型タイプRを2022年中に発売する予定としている。