スバル・フォレスターe-ボクサー 2022年モデルの欧州仕様発表 安全性能強化

公開 : 2022.01.14 18:45  更新 : 2022.01.14 20:03

スバルは欧州でフォレスターe-ボクサーの改良モデルを発表。テクノロジーと安全性能の向上が図られました。

外観、車載技術、安全面に改良実施

スバルは、2022年モデルのフォレスターe-ボクサーの欧州仕様を発表した。車載システムや安全面でのアップデートが実施されている。

主な改良点は、フロントエンドを刷新し、グリル、ヘッドライト、フォグランプカバーを変更したほか、ドライバーが手の動きで車内のエアコン温度を調整できるジェスチャー・コントロール機能を新たに搭載したことだ。

スバル・フォレスターe-ボクサー(欧州仕様)
スバル・フォレスターe-ボクサー(欧州仕様)    スバル

英国仕様のフォレスターe-ボクサーは、3つのグレードから構成されている。「Lアイサイト」、「スポーツ・アイサイト」、そして最上級の「Sアイサイトだ」。

エントリーモデルのLアイサイトは、自動LEDヘッドライト、17インチホイール、レザーステアリングホイール、シートヒーター(フロント)、デュアルゾーン・エアコン、リアビューカメラ、アップル・カープレイおよびアンドロイド・オート搭載の8.0インチのタッチスクリーン・インフォテインメント・ディスプレイを標準装備している。

スポーツ・アイサイトでは、10本スポークの18インチホイール、プライバシーガラス、パワースライドサンルーフ、オレンジカラーのステッチおよびアンダーガードアクセント、電動スポーツシート、ナビゲーション、キーレスエントリー、サイドビューモニターを追加している。

最上級のSアイサイトには、5本スポークの18インチホイール、シルバーメッキのフロント/リアアンダーガード、シートヒーター(リア)、ハーマン・カードンのサウンドシステムが装備されている。

2.0L 4気筒ハイブリッドで149ps発揮

また、全車共通で自動緊急ブレーキ、車線逸脱防止機能、アダプティブ・クルーズ・コントロールなど11種類の安全機能を含むアイサイトシステムを搭載する。

パワートレインは、2.0L 4気筒エンジンに13.5kWhの永久磁石同期モーターを組み合わせ、最高出力149psを発揮。最高速度187km/h、0-100km/h加速で11.8秒を実現する。

スバル・フォレスターe-ボクサー(欧州仕様)
スバル・フォレスターe-ボクサー(欧州仕様)    スバル

走行モードは、「エンジン」、「EV」、「モーターアシスト」の3種類から選択可能。スバルのe-ボクサーは、停止中や低速走行では電気を主に使用し、40km/hからエンジンが始動する。

スバルによると、電気だけで約1.6kmを走行することができるという。それ以上の速度では、エンジンでバッテリーを充電する。

荷室容量は509Lで、後席を倒すと1779Lに拡大される。トランクにはカーゴフックが追加されたほか、1870kgの牽引が可能となっている。

2022年モデルの価格についてはまだ確認されていない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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