世界最大の自動車工場 32選 前編 次々とクルマが作られていく超巨大ファクトリー

公開 : 2022.01.22 18:05

フォード:米ミシガン州ディアボーン・ルージュセンター – 40万台

フォードのルージュセンターで最初に製造されたのは、第一次世界大戦中の米国海軍用の潜水艦だった。その後、「ザ・ルージュ」と呼ばれるようになった現在のルージュセンターは、EVのF-150ライトニングの生産工場を含む複数の工場から構成されている。

工場は4万平米のセダム(万年草)が敷き詰められた屋根を持ち、そこに生える植物に雨水を供給することで、環境保全に配慮している。この水は工場内で使用されるため、別途処理する必要がない。

フォード
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ゼネラル・モーターズ:米テキサス州アーリントン – 40万台

アーリントンは、GMがシボレー・タホやサバーバン、GMCユーコン、キャデラックエスカレードなどの大型SUVを製造している場所だ。テキサス州に100万平米の敷地を持ち、毎日約1200台のSUVが工場の門をくぐっている。

工場では4225人の従業員を擁し、毎日100万ドル(約1億1400万円)以上の賃金を従業員に支払っている。

ゼネラル・モーターズ
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記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ愛知在住。幼少期から乗り物好き。住宅営業や記事編集者といった職を経て、フリーランスとして自動車メディアで記事を書くことに。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。

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