新型シトロエンC5 X 英国発売 価格は400万円台から クラスをまたぐ斬新スタイル

公開 : 2022.01.18 18:25  更新 : 2022.08.31 13:00

快適性を追求したインテリア

C5 Xは、シトロエンのDSやCXといった歴史的モデルに見られる「魔法のじゅうたん」のような走りを再現することを目指している。C5エアクロスに搭載されている油圧クッション・サスペンションを採用し、「あらゆる障害物、くぼみ、縁石、スピードバンプ、路面の接続部などを克服する」乗り心地を実現しているという。

プラグイン・ハイブリッド車には、3つのサスペンション設定を選択できるドライブモードセレクターが標準装備されている。

シトロエンC5 X
シトロエンC5 X    シトロエン

「アドバンスト・コンフォート」のデザイン理念はインテリアに最もよく表れており、広さ、高級感、先進性を重視している。シトロエンの新しいマットレスのようなシートが採用されている点も特徴だ。

広さと実用性にも重きをおいており、2785mmのホイールベースが「傑出した」後席スペースと545Lのトランク容量を実現し、フロアが低いため積み込みが容易とのこと。「運転したいクルマであり、運転されたいクルマでもある」と、デザイナーのピエール・ルクレールは語っている。

パノラミックルーフや大きな窓は室内を明るくし、上位モデルのフロントおよびリアの窓ガラスにはアコースティック・ラミネートが施され、車内のロードノイズを抑えるとされている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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