モーガン・プラス8 復活
公開 : 2012.02.06 17:56 更新 : 2017.06.01 00:54
ほぼ10年にわたる沈黙のもと、モーガン・プラス8の名前がジューネーブ・モーターショーで戻ってくる。プラス8を含む2つの新しいモーガンがジュネーブで展示される予定。BMWの4.8リッター・ノーマルアスピレーテッドV8と搭載するプラス8と、EVモデルのプラスeがそれだ。
プラス8は、オールアルミのエアロと、6気筒のモーガン・ロードスターの中間を埋めるモデル。モーガン・プラス4と共通の亜鉛メッキのラダーフレームではなく、より高価なエアロと同じアルミシャシーを使用する。車重はエアロより若干軽い1100kgだ。
モーガンは新しいプラス8を「最も快適なクラシック・モデル」とアナウンスする。それは、エアコン、革で囲まれたコクピット、高品質なオーディオ、そして裏地の付いたコンバーチブル・ルーフなどによるものだ。
390bhpのV8エンジンは、オプションで6速オートマチック・トランスミッションと組み合わせられる。マニュアルでもオートマチックでも、0-100km/h加速は4.5秒。燃費は僅かにオートマチックの方がよく9.2km/lだ。
プラスeはプロトタイプであると、モーガンのチーフデザイナー、マット・ハンフリーズは言います。「われわれはできる限り早く生産についてのアイディアを開発しなければならない」と。クルマの詳細ーー出力、バッテリータイプ、性能、価格などはまだ未定だ。「しかし、それらは現実的な性能と価格になるはずだ」とハンフリーズは続ける。
ジュネーブ・モーターショーでモーガンは、エアロ・クーペと呼ばれるエアロ・スーパースポーツのクローズドモデルと、フォード・マスタングの260bhpの3.7リッターV6エンジンを搭載する6気筒ロードスターを展示する予定だ。