冬本番 新しいブリザック「VRX3」 どんな所がスゴイのか?

公開 : 2022.01.26 21:15

VRX3の発泡ゴム その印象は?

楕円の気泡はより多くの水を吸い上げ、ミクロの水膜を除水。トレッド面を路面に密着させてグリップを高める。

吸い上げられた水は、タイヤが回転することで気泡から飛ばされる。そのままひと回りして、また同じトレッド面が徐水しつつ氷雪路面を捕えるという流れを繰り返す。

スバル・レヴォーグ(215/50R17:AWD)
スバルレヴォーグ(215/50R17:AWD)

凹凸と轍が続くテストコースは、雪が氷になり、それが溶けてはまた凍る市街地の交差点に似ていた。

轍を縦に斜めに通過しながら曲がる操作を、VRX3は素直に、そして正確に受け入れてコーナーを進んでいく。

かつてスケートリンクで体験したVRX2よりも小さく旋回する前輪の“効き”が、リアルな路面でも驚くほど再現されていた。

今回は新雪や圧雪での確認はできなかったが、より厳しい凍った路面での確かな操縦性・安定性は、ドライバーと乗員の強い味方になってくれると確信した。

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