マセラティMC20へ試乗 3.0L V6ツインターボで630ps 恋に落ちるほど最高 前編
公開 : 2022.02.05 08:25 更新 : 2022.08.31 18:38
ドライブモードと別にサスの調整が可能
フロントガラス上部のバックミラーはモニター式。光学式のミラーへ切り替えることも可能だが、エンジンルーム以外はほとんど見えなくなる。ドアミラーは普通の鏡。グラスエリアが大きく、前方視界は良い。
ドライバーの正面には、全面がモニターのメーターパネル。ダッシュボードの中央には、小さいインフォテインメント用のタッチモニターが配される。大きさの割に、操作はしやすいようだ。
カーボンファイバー製のセンターコンソールには、ドライブモードのセレクターと、ギアのセレクターが縦に並ぶ。シンプルに。
ドライブモードには、GTとスポーツ、コルサ、CTオフ、ウェットの5種類が用意される。CTオフでは、トラクション・コントロールが無効になる。ウェットでは、スタビリティ重視の制御になる。
ドライブモード・セレクターの中央には、アダプティブダンパーの硬さを変えるボタンがある。GTモードの場合、ダンパーはソフトがデフォルトだが、ボタンを押すとミディアムへ硬くできる。
スポーツ・モード時はミディアムがデフォルトだが、ボタンを押すとソフトにできる。同様に、コルサ・モードはハードが標準で、ミディアムに柔らかくできる。わかりやすい。
エンジンとトランスミッション、スタビリティ・コントロールも、ドライブモードで反応や硬軟が変化するが、ステアリングホイールの重み付けは変わらない。マクラーレンやフェラーリのような変化も好きだが、これで構わないと思う。
この続きは後編にて。