ポルシェ911タルガ、早くもフェイスリフト
公開 : 2014.06.04 22:20 更新 : 2017.06.01 02:12
ポルシェ911タルガに、早くもフェイスリフトが施される予定だ。今年初めのデトロイト・モーターショーでデビューした911タルガだが、微妙なスタイルの変更と、GTSバージョンの追加がなされるようだ。
主な外観での変更は、リア・バンパーとスポイラーだ。また、最近デビューしたばかりのボクスターおよびケイマンGTSに見られるのと同等の処理をされたエグゾーストも採用される予定だ。これは、何も911タルガに限らず、近々フェイスリフトが予定されている911全モデルに採用されることになるだろう。
エンジンはユーロ6に対応するとともに、フロント・バンパーとLEDデイタイム・ランニング・ライトも若干の変更がなされる。
また、911タルガGTSは、現在の911タルガ4Sよりもかなり強力なバージョンとなりそうだ。400psの3.8ℓフラット6を搭載し、最高速度は296km/h、0-100km/h加速はPDKミッションでオプションのスポーツ・クロノ・パッケージ装着車であれば4.4秒という俊足ぶりを発揮する。
最後にGTSのネーミングが採用されたのが997のカレラGTSだ。2011年に登場したこのモデルは、405psを発揮する3.8ℓエンジンが搭載されていた。
このフェイスリフトされた911タルガは、同じくフェイスリフトが予定されている通常の911と時期を同じくした来年に発売が開始される予定。ただし、ポルシェのスポークスマンは、それがいつになるかはコメントしないとAUTOCARに語った。