トヨタ、トップ5を独占 1月の登録車販売 ヤリス/カローラ/ルーミーが1万台超え

公開 : 2022.02.04 17:05  更新 : 2022.02.04 17:25

1月の日本車の販売ランキングです。登録車はトヨタがベスト5を独占。軽は商用カテゴリーでダイハツの新モデルに勢いがあります。

コンパクトカー/SUV トヨタを牽引

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

2022年1月の新車販売の車名別ランキングが発表された(自販連/全軽自協調べ)。

1月の登録車については、新型車や定番モデルが販売上位を占める。

2022年1月の新車販売で、登録車のトップ5をトヨタが独占した。
2022年1月の新車販売で、登録車のトップ5をトヨタが独占した。

首位に立ったのはトヨタ・ヤリスで、前年同月比1.9%減ながら1万8169台を販売。2か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、SUVモデルのカローラ・クロスの販売が好調なトヨタ・カローラが、同63.0%増(1万2671台)を達成し、前月と同位に位置。

第3位には定番ハイトワゴンのトヨタ・ルーミーが、同2.1%減(1万712台)を成し遂げて入った。

また、第4位には昨年7月に全面改良して第2世代に移行したトヨタ・アクアが、同225.0%増(9857台)で続く。

第5位には昨年11月にハイブリッドモデルを追加設定したトヨタ・ライズが、同21.6%増(8494台)でランクインした。

一方、トップ10には日産のノートが8374台の第6位、セレナが4713台の第8位。

ホンダのフリードが4838台の第7位、ヴェゼルが4294台の第10位と、それぞれのブランドが2車種ずつランク入りして健闘した。

注目モデルの販売成績を見ていこう。

新型アウトランダー、アウトバックは?

昨年12月に一部改良モデルを発売したマツダCX-5は、同9.7%増(2235台)を達成して第20位に。

昨年12月に新型のPHEVモデルを発売した三菱アウトランダーは、同1015.0%増(2085台)を成し遂げて第22位にランクイン。

三菱アウトランダー
三菱アウトランダー

また、昨年10月に新型に移行したGR86は1554台を販売して第31位に。昨年10月に全面改良したスバルレガシィ・アウトバックは、同799.4%増(1466台)を記録して第32位に入る。

さらに、昨年11月に全面改良したレクサスNX350hは、1200台を販売して第35位に。

本年1月に一部改良を図ったマツダ・ロードスターは、同114.9%増(1122台)を記録して第38位に入った。

2022年1月 乗用車ブランド通称名別順位 トップ10

1位 トヨタ・ヤリス:1万8169台
2位 トヨタ・カローラ:1万2671台
3位 トヨタ・ルーミー:1万712台
4位 トヨタ・アクア:9857台
5位 トヨタ・ライズ:8494台
6位 日産ノート:8374台
7位 ホンダ・フリード:4838台
8位 日産セレナ:4713台
9位 トヨタ・アルファード:4641台
10位 ホンダ・ヴェゼル:4294台

1月の軽自動車に関しては、前月と同様にスーパーハイトワゴンのトップ3独占が崩れる。

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