三菱MiEVエボリューションIIIでパイクスピークに挑戦
公開 : 2014.06.04 22:40 更新 : 2017.06.01 02:12
三菱はEVレーサー、MiEVエボリューションを更に進化させたモデルで今月後半に行われるパイクスピーク・ヒルクライムに挑戦する。
去年、MiEVエボリューションIIで2番手、3番手だった改造電気自動車部門の記録更新を狙ったモデルだ。
最新モデルは、シャシーをより軽量化するとともに、4WDシステムがリデザインされハンドリングとトラクションが向上している。また、そのパワー・ユニットも昨年の540psから611psにまで高められている。
ドライバーは昨年同様、パイクスピーク・チャンピオン、グレッグ・トレイシーと、元ダカール・ラリー・チャンピオンの増岡弘と変わりない。
パイクスピークは1916年に始まったイベントで、アメリカで2番めに旧い歴史を持つモータースポーツだ。全長20km、156のコーナーを持つコースを一気に駆け上がるレースで、昨年のチャンピオンはプジョー208T16を駆るセバスチャン・ローブだった。そのタイムは8分13秒878である。