アルファ・ロメオ・トナーレ誕生 400万円台〜? 内装/外装/グレード解説 日本導入は2022年内か
公開 : 2022.02.08 23:00
グレードは2種類
トナーレのグレードは「Super(スーパー)」と「Ti」の2種類が設定されている。
エントリーグレードとして設定された「スーパー」は、スポーティな雰囲気を備えた数多くのオプションを含む「Sprint(スプリント)」パックでカスタマイズ可能だ。
トナーレのエレガンスと傑出したキャラクターをさらに引き上げる「Ti」には、パフォーマンスとスポーティさの頂点を追求した「Veloce(ヴェローチェ)」パックが用意されている。
生産は、ナポリのポミリアーノ・ダルコに位置する、ステランティスのジャンバッティスタ・ヴィーコ工場の専用生産ラインでおこなわれる。
前述のように、今回のワールドプレミアでは日本仕様に関してはアナウンスされていない。
したがって、ここで紹介したパワートレインや装備がすべて日本仕様に採用されるかどうかはわからない。
だが、日本の街中でも扱いやすそうなサイズ、ハイブリッドを中心とした魅力的なパワートレイン、そして充実した安全&快適装備を採用したトナーレが2022年内に日本導入されることは、年頭にFCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長によって公言されている。
車両価格も日本仕様の装備で大きく変わるだろうが、ライバルたちの価格帯を考慮すれば、エントリーグレードは400万円台から設定されるのではと思われる。
世界的にまだまだ続くSUVブーム。トナーレの導入は、日本でも世界でも、プレミアム・コンパクトSUV市場をさらに活性化させることは、間違いなさそうだ。