2022年型F1マシン公開開始 全10チームの状況は? 3月20日バーレーン開幕戦迫る
公開 : 2022.02.10 17:45
メルセデスAMG(2月18日予定)
メルセデスAMGがF1界をリードし続けることに賭けるのはおすすめしない。過去8年間、メルセデスAMGは非常に大きな成功を収めており、そのPUはグリッド上で最速と言っても過言ではない。しかし、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンの手から8度目のタイトルを奪い取った騒動について、チームはまだ不公平感に苛まれているようだ。
もう1台のシルバーアローでは、ジョージ・ラッセルが大きな役割を担う。隠れる場所はないだろうが、しかし、彼に隠れる必要があるとは思えない。
アルピーヌ(2月21日予定)
かつてルノーと呼ばれていたチームには疑問の声が上がっていた。しかし、ハンガリーGPではフェルナンド・アロンソが40歳という年齢を感じさせず、かつての宿敵ルイス・ハミルトンを何周も抑え、若いエステバン・オコンに十分なスペースを与えて優勝を飾った。
フランス人ドライバーが、フランス製エンジンを搭載したトリコロールカラーのフランス製マシンで走る。2022年にはこの成功をさらに発展させることが期待されており、アロンソもまだタイトルへの貪欲さを失っていない。全力を尽くして表彰台に上がろうとするだろう。
アルファ・ロメオ(2月27日予定)
アルファ・ロメオ・レーシングは、実はザウバーである。ドライバーのラインナップは間違いなく改善され、「アイスマン」と呼ばれたキミ・ライコネンは、メルセデスから移籍した真面目なバルテリ・ボッタスに交代。その隣には今シーズン唯一のルーキーであり、中国人初のF1ドライバーである周冠宇(ジョウ・グアンユー)が並ぶ。