マクラーレン・オートモティブ、初めての利益を確保

公開 : 2014.06.05 22:10  更新 : 2017.06.01 02:12

マクラーレン・オートモティブは、スポーツカーの製造をスタートして3年めにあたる2013年度に、初めて利益を上げたことを発表した。

ワーキングにベースを置くマクラーレン・オートモティブは、£12,4000,000(21億円)の営業利益を上げ、£4,500,000(7億7000万円)の税引前利益を確保した。これは激しい競争の続くグローバルなマーケットの中にあって、独立系の英国の自動車メーカーとしては異例とも言えるものだという。

その利益は、2013年度に1,359台の12Cと、36台のトップ・モデルであるP1を販売した結果だ。

マクラーレン・オートモティブはこの好成績が2014年度も続くものと見ている。というのも、P1が引き続き販売されることと、650Sの受注がすでに1,000台を超えているというバックボーンがあるからだ。

また、今年中に20のショールームがオープンすることによって、世界中で28の国で70のディーラーを確保することとなる。

マクラーレン・オートモティブの最高責任者、マイク・フルウィットによれば、「650Sはすでに1,000台以上のオーダーを受けている。また、新しいP13は刺激的なプロジェクトであると同時に、売上高を伸ばし、利益と収益性を上げることになるだろう。」と語っている。

マクラーレンは、2015年にP13を発表するとともに、P1のサーキット専用のリミテッド・エディションの販売も行う予定でいる。

その長期の事業計画と同期し、マクラーレン・オートモティブは2013年度の£2,500,000円(4.3億円)から£70,600,000(121億円)にまで開発費をアップするとしている。

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