「360°」+「後方」の実力は? ケンウッド最新2カメラ式ドラレコ、DRV-C770Rを検証

公開 : 2022.02.14 11:45  更新 : 2023.11.24 14:27

夜間のドライブもテスト

2つのカメラはともに高感度で夜間に強い「STARVISセンサー」、明暗差を自動補正する「HDR(ハイダイナミックレンジ)」、7段階の「明るさ調整機能」を搭載し、さまざまな状況下で確実な記録を可能としている。

記録映像の再生は本体背面ディスプレイで4種類の画面表示が行え、パソコン向け(Windows/Mac)専用ビュワーソフト・KENWOOD ROUTE WATCHER IIの利用も可能。

夜間の後方カメラの映像。ケンウッドDRV-C770Rは、前述のように前方360°カメラと後方カメラがセットになっている。市場推定価格は4万700円前後だ。
夜間の後方カメラの映像。ケンウッドDRV-C770Rは、前述のように前方360°カメラと後方カメラがセットになっている。市場推定価格は4万700円前後だ。    浜先秀彰

2つのカメラの記録映像を同時再生でき、GPSやGセンサーに基づく車両走行データも確認が行える。

再生中の本体カメラ映像についてはドラッグ操作で自由に視点が変えられ、シームレスに車内外の状況が見られる。画質も十分に鮮明で万一のトラブルでは有力な証拠として利用できるはずだ。

このほか「SDカードメンテナンスフリー機能」「SDカード寿命告知機能(指定品使用時)」「3D NAND型32GBマイクロSDカード付属」など、映像記録エラー対策が充実している点にも注目できる。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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