日産自動車は、タイ・バンコク市内で、第12代目となるピックアップ・トラック、NP300ナバラを公開した。

新しいNP300ナバラは、各市場のニーズに合わせ、標準ボディ、ワイドボディやキングキャブまたはダブルキャブ、そして四輪駆動、二輪駆動など、ボディ・バリエーションとパワートレインを幅広く揃えたモデルだ。

チーフ・プランニング・オフィサーであるアンディ・パーマーは「日産が1934年に最初のピックアップトラックを発表して以来、世界中で1,400万人以上のお客さまが家族や仕事仲間との移動や荷物の運搬のために、時には過酷な状況下で、日産のピックアップを頼りにしてくださいました。ピックアップは、お客さまのコミュニティにとって欠かせないものであり、他のどのタイプのクルマよりも幅広い能力が求められるものです。素晴らしいピックアップを開発するのは簡単なことではありません。しかし、私たちは最高のピックアップを作るため、この新型『NP300ナバラ』に、80年の間に培ったピックアップに関するノウハウと、さらなる快適性、利便性、そしてSUVに着想を得た機能を追加しました。」とコメントしている。

エンジンは、2.5ℓDOHC直列4気筒ディーゼル・エンジン(YD25DDTi)または2.5ℓ直列4気筒ガソリン・エンジン(QR25DE)をラインナップ。YD25DDTiは、最大出力は140kWおよび120kW/3,600rpm、最大トルクは450Nmおよび403Nm/2,000rpmを発する。

NP300ナバラは、今回のタイでの生産、輸出の開始を皮切りに、今後180か国以上での販売が予定されている。