ロシアのウクライナ侵攻に対する自動車業界の反応 紛争が与える影響とは

公開 : 2022.03.03 06:05  更新 : 2022.03.19 14:15

フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンは、ロシアのウクライナ侵攻によって悪化したサプライチェーンの問題から、ロシアの現地ディーラーへの納車を一時停止した。ロシアのRIA通信が報じた。

必要な部品がウクライナで製造されていないため、フォルクスワーゲンの本国ドイツにある2つの工場では、「数日間」生産が停止される予定だ。

フォルクスワーゲン・ゴルフ
フォルクスワーゲン・ゴルフ

ボルボ

ボルボは、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて行動を起こした最初の自動車メーカーで、ロシアへの自動車出荷を停止している。

ロイター通信によると、ボルボは「EUと米国が科した制裁を含め、ロシアとの貿易に関連する潜在的なリスク」があるため、この決定を下したとしている。

ボルボV90
ボルボV90

ボルボは2021年にロシアで約9000台を販売したが、これらの車両はスウェーデン、中国、米国の工場からロシアに運ばれたものだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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