カローラ・シリーズ、2月の登録車販売で1位 マツダ・ロードスターは倍増
公開 : 2022.03.04 20:15 更新 : 2022.03.04 20:20
2月の軽 スーパーハイト勢が復調
2月の軽自動車ランキングについては、3か月ぶりにスーパーハイトワゴンがトップ3を独占する。
首位に立ったのは、唯一1万台オーバーで、かつ第2位の倍以上の販売台数(前年同月比7.4%増の1万9974台)を記録したホンダNボックスで、4か月連続でのトップに輝く。
続く第2位には、昨年9月に一部改良を図ったダイハツ・タントが同35.6%減ながら8936台を販売して前月と同位に位置。
そして第3位には、生産調整の影響もあって同54.6%減と苦戦したものの、6964台を販売したスズキ・スペーシアが入った。
また、生産および出荷を再開した日産ルークスは同39.3%減(6656台)を記録して第4位にランクイン。昨年9月に追加設定した新バージョンのスマイルの受注が好調なスズキ・ワコンRは、同16.8%増(6651台)を達成して第5位に位置した。
2022年2月 軽四輪車 通称名別 新車販売 トップ10
1位 ホンダNボックス:1万9974台
2位 ダイハツ・タント:8936台
3位 スズキ・スペーシア:6964台
4位 日産ルークス:6656台
5位 スズキ・ワゴンR:6651台
6位 日産デイズ:6374台
7位 ダイハツ・ミラ:6313台
8位 スズキ・アルト:6140台
9位 ダイハツ・タフト:5988台
10位 スズキ・ハスラー:5545台
注目モデルの動向に触れていこう。
本年3月での生産終了前に「α」と「β」の2タイプの追加生産を行うホンダS660は、前年同月比158.0%増(547台)を達成。
また、昨年12月より全ての法人や個人ユーザーも対象にして販売を開始したトヨタC+podは、同1000%増(99台)の登録を成し遂げる。
一方、商用車のカテゴリーでは、昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴが同39.2%増(7770台)、同時期に一部改良を図ったダイハツ・ハゼットトラックが同26.3%増(8635台)を記録した。
なお、登録車と軽自動車を合わせた2月の車名別ランキングのトップ5は、ホンダNボックスが2か月連続での首位に立ち、以降はトヨタ・カローラ、トヨタ・ルーミー、トヨタ・ヤリス、トヨタ・ライズの順で続く。
前月と同様、登録車がトップ5のうちの4モデルを占める“登高軽低”の結果となった。