日本の美意識 新型マツダCX-60 PHEV 世界初公開 2.5L直4ハイブリッドで最高出力327ps

公開 : 2022.03.09 02:30  更新 : 2022.03.10 15:35

快適性重視のインテリア 秋に納車開始

欧州で展開されるグレードは3種類。エントリーグレードの「エクスクルーシブ・ライン」は、4万3950ポンド(約665万円)からとなっており、ハンズフリーパワーゲート、18インチアルミホイール、LEDヘッドライトを採用。

インテリアでは、12.3インチディスプレイとマツダコネクト、ステアリングヒーター、ブラックレザーシート、フロントシートヒーターが標準装備となる。ヘッドアップディスプレイは、フロントガラスに重要な情報(現在速度や制限速度)やナビの案内を映し出すことができる。

マツダCX-60 PHEV
マツダCX-60 PHEV    マツダ

中間グレードの「ホムラ」は4万6700ポンド(約707万円)からで、ブラックの20インチアルミホイール、グロスブラックのハニカムフロントグリル、グロスブラックのサイドミラーを採用し、スポーティな外観を特徴とする。

また、フロントシートベンチレーター、ステアリングコラム電動調整機能、リアシートヒーター、ドライバー・パーソナライゼーション・システムなど、快適性を向上させる装備が充実。ブラックレザーシートは快適な座り心地を実現するほか、ムードを盛り上げるアンビエントライトも装備されている。

最上級グレードの「タクミ」は4万8050ポンド(約727万円)からで、日本独自のデザインを体感できるモデルとされている。ホワイトナッパレザーをシートに採用するなど、高品質の素材にこだわった内装が特徴だ。

こうした価格設定は、合計出力300ps以上のPHEVパワートレインを搭載した新型レクサスNXに比肩するものであり、マツダが高級車市場の中でそのポジションを確立しようとしていることが伺える。

現在、英国では受注を開始しており、今秋に納車が始まる予定となっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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