老若男女に高評価なデザイン ルノー・アルカナ E-テック(2) 長期テスト 

公開 : 2022.03.20 09:45

ボディもインテリアもデザインは高評価

数時間後、目的地へ到着。親戚と久しぶりの対面となった。

アルカナを見た誰もが、カッコ良いと話していた。老若男女を問わず、祖父母だけでなく、子供からの反応もかなり良かった。ルノーというブランド力を超えて、存在感のあるスタイリングなことを示している。

ルノー・アルカナ E-テック・ハイブリッド145 Sエディション(英国仕様)
ルノー・アルカナ E-テック・ハイブリッド145 Sエディション(英国仕様)

インテリアも、前席側に用いられた明るめのカラーや、ダッシュボード中央の大きな縦長のタッチモニターなど、とても見栄えがする。現代的だと、こちらも高評価だった。

ヘッドライトは非常に明るく、オート・ハイビームの反応も良好。タッチモニターにはナイトモードが備わり、夜間でも不必要に眩しく感じられない点もイイ。エアコンの操作系が独立している点もプラスだ。

リアカメラだけでなくパーキングセンサーなども備わり、運転しやすいクロスオーバーだと改めて感じた。もうしばらく不自由な日常が続きそうだが、ルノー・アルカナとの休暇は、とてもリラックスした時間になるようだ。

テストデータ

気に入っているトコロ

インフォテインメント用モニター:ナビのマップにメディア、電話など必要な機能をグループ化できる。夜間走行時に画面を暗くできることも、良く考えられている。

気に入らないトコロ

ドライブトレイン:ブレーキペダルが少々過敏。ガソリンエンジンは少々うるさい。もう少し、磨き込める余地はあるだろう。

テスト車について

モデル名:ルノー・アルカナ E-テック・ハイブリッド145 Sエディション(英国仕様)
新車価格:2万8600ポンド(約443万円)
テスト車の価格:2万9800ポンド(約461万円)

テストの記録

燃費:15.5km/L
故障:なし
出費:なし

記事に関わった人々

  • アラステア・クレメンツ

    Alastair Clements

    英国編集部ライター
  • 中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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