ル・マン24時間、アウディが勝利
公開 : 2014.06.15 23:55 更新 : 2017.06.01 02:12
アウディがル・マン24時間レースで、13回めの優勝を果たした。
今年のル・マンはアウディ、トヨタに加え、ポルシェが久々のワークス体制での参加と、三つ巴の戦いとなった。このうち、アウディは3台体制、トヨタとポルシェは2台体制となった。
波乱はレース開始後1時間半のところで降りだした雨だった。ここで、No.8のトヨタがスピン。これにNo.3のアウディが巻き込まれる。その結果、No.2のアウディはリタイア、そしてNo.8のトヨタもピットに戻るがその修復に30分近い時間をとられ、トップから大きく遅れることとなる。
次のドラマは、レース開始後14時間が経過した時だった。順調にトップをキープしてきたNo.7のトヨタが突如電気系統のトラブルでストップ。ピットにたどり着くことが出来ず、そのままリアイアとなった。
これで首位にたったのはNo.1のアウディ、続いてNo.20のポルシェ、No.2のアウディとなった。
その後、残り3時間をきろうというところで、No.1のアウディにもトラブルが発生し、ついにNo.20のポルシェがトップに立つ。しかし、No.20のポルシェは着実な走行をしてきたものの、1周あたりのラップタイムはアウディに比べて3〜5秒遅い。
結局、残り2時間を残すところで、No.2のアウディが首位に立った。そして、その直後、No.20のポルシェはエンジン・トラブルでリタイアとなった。
最終的には、No2のアウディR18 e-トロンがトップに。2番手にも同じくNo.1のアウディが入り、3位には序盤のクラッシュで出遅れながらもNo.8のトヨタTS040が入った。