クロスオーバーより良いかも? BMW 223i Mスポーツ・アクティブツアラーへ試乗 前編
公開 : 2022.03.23 08:25 更新 : 2024.08.16 16:18
明るく開放的な車内に充実した装備
着座位置は、同クラスのSUVと比べれば低いものの、ほかの2シリーズよりは高い。グラスエリアは広く、視界は前後左右で良好。たくさんの光が差し込んできて、とても明るく開放的な空間が作られている。
インテリアデザインに目新しいと感じる部分はないが、全長や全幅がほぼ同じ1シリーズより車内は遥かに広い。リアシート側は、頭上も膝まわりも余裕たっぷり。40:20:40の分割でスライドが可能だから、荷物や体型に応じて空間を調整できる点もプラスだ。
前後シートの周辺には、小物入れもふんだんに用意されている。上下2段にわかれた大きなセンターコンソールの下側には、カップホルダーとスマートフォンのワイヤレス充電機能が備わる。
上側には、ゆったりとしたアームレストの前方に、シフトセレクターが配される。インフォテインメント・システムのiドライブ用コントローラーも一緒に並ぶ。
荷室容量は、リアシートに人が座れる状態で、目一杯後ろにスライドさせて406L。折りたためば、1455Lへ拡大できる。荷室のフロア下にも、便利な収納空間がある。
なお、アクティブツアラーがベースとするFAARアーキテクチャは、ハイブリッド用バッテリーをホイールベース内に収容する。PHEVを選んでも、乗員や荷室の空間には影響がないという。
この続きは後編にて。