オリンピック仕様のミニ・ロケットマン
公開 : 2012.06.15 10:06 更新 : 2017.06.01 00:55
ミニ・ロケットマンの新しいコンセプト・モデルが発表になった。これは親会社であるBMWが、2012年ロンドン・オリンピックのオフィシャル・サプライヤーとなったことに関連して発表されたモデルなのだ。
ロケットマンは以前、昨年のジュネーブ・モーターショーでベールを脱いだ。しかし、今回はユニオンジャックのテーマカラーで身を包んだ姿で再度現れた。このモデルは、オリンピックおよびパラリンピックの選手村近くにあるBMWグループのパビリオンで見ることができる。
ロケットマンは、ヘッドランプとドアわまりがカーボンファイバーで作られ、メタリックではないペイントが施される。18インチのホイールはポリッシュ・ペイントがなされ、更に赤いピンストライプが入っている。また、このコンセプトカーは、ユニオンジャックを再現したガラスルーフが取り付けられている。そして、そこに取り付けられた光ファイバーによってインテリアが照らされる仕組みとなっているのだ。
3ドア3+1シーターのボディは、スタンダートなミニよりも70mm短く、カーボンファイバー強化プラスティックのスペースフレーム・シャシーが採用されている。それは、荷物を含めて3人が旅行をすることができるだけの荷室スペースを持つ。
ロケットマンのシート・トリムはダークブルーのヌバック革がつかあれ、エア・ベント、ドアハンドル、スピーカーは白いリングを持つ赤でペイントされる。また、肘掛けには、バスケットボールのミニチュア・フィギュアが配置されている。そして、ドアには、夏のオリンピックのホスト・シティが書かれたグラフィックが描かれている。