レクサスLC500 インスピレーション・シリーズ 北米150台限定発売
公開 : 2022.03.16 22:00
北米レクサスは、LC500にインスピレーション・シリーズという特別仕様車を設定し、150台限定で発売します。
150台限定の特別仕様車
5年以上にわたり、レクサスはインスピレーション・シリーズと呼ばれる特別な仕様を設定してきた。
今回LC500にもそのインスピレーション・シリーズが設定され、専用のデザインやGTとしての乗り味、それにパフォーマンスで差別化が図られている。
このLC500インスピレーション・シリーズでは車内での体験にフォーカスを当てて仕上げられているという。2022年の晩春に150台限定で発売される予定だ。
その価格はクーペで10万4500ドル(1236万円)、コンバーチブルで11万5580ドル(1367万円)とされている。
レクサス初の3D切削ホイール採用
この限定車は標準のLC500とわずかだが明確に違いが設けられている。
外観上でいえば、ブラックの装飾が施されたイリジウムのボディと、ブラックとダークローズが組み合わされたインテリアが特徴だ。
LC500ツーリング・パッケージをベースに、専用の3D切削された21インチホイールが与えられ、グリルや灯火類、それにロッカーガーニッシュなどがブラックになっている。
そしてコンバーチブルではファブリックのルーフがダークローズになり、ボディカラーとのコントラストが際立つという。
キャビンも特別な仕立てとなり、ステンレス製のドアスカッフプレートやセンターコンソールのシリアルナンバープレートが150台限定車であることを主張している。
インテリアも専用色に
インテリア各所に取り入れられたダークローズのアクセントがキャビン内に落ち着いた雰囲気をもたらすという。セミアニリンレザーのシートはダークローズのスティッチやシートベルトによるコントラストが特徴だ。
そしてコンバーチブルにはクライメート・コンシェルジュと呼ばれる空調システムが装備され、オープン時にボディ上部を温めることができる。またマークレビンソン製の13スピーカー915Wのオーディオシステムも装着されている。
スマートアクセス・キーカードやヘッドアップ・ディスプレイも標準装備となり、ウィンドシールド下部にさまざまな情報が表示される。
これによりドライバーは路面から目線を外すことなく速度や進行方向、それに安全装備の類からの情報を得ることができるとのことだ。