次期プジョー4008 新たなクーペSUV、プロトタイプ発見 ベースは308か

公開 : 2022.03.18 18:25

プジョー4008と思われるテスト車両をドイツで発見。308ベースのクーペSUVになると考えられます。

スポーティなクーペSUV

プジョーの新型「4008」と思われるプロトタイプが、ドイツの公道でテストしているところを目撃された。

この新型車はプジョー308をベースに開発されているもので、プジョーのエンブレムと牙のようなLEDライトが確認できる。

プジョー4008と思われるプロトタイプ
プジョー4008と思われるプロトタイプ    AUTOCAR

4008が公の場で目撃されるのは今回が初めて。既存の3008よりも低い車高と滑らかなルーフラインを持ち、いわゆるクーペSUVのスタイルをとっている。

また、シトロエンC5 Xとほぼ同じサイズに見える。欧州に導入されれば、ルノーアルカナフォルクスワーゲンTロックキア・スポーテージなどと競合することになるだろう。

画像では、ステアリングホイールやドアトリムの一部、デジタルコックピット、フラットボトムのステアリングホイールなど、運転席側のインテリアも見ることができる。

新型308とパワートレイン共有?

このプロトタイプが発見される前、プジョーのリンダ・ジャクソンCEOは、3008のクーペスタイルを導入する計画はないと述べていた。

ジャクソンCEOは2月、AUTOCARの取材に対し、「当社はコアモデル戦略、つまり利益のボリュームのある主要モデルに取り組んでいます」と説明している。

プジョー4008と思われるプロトタイプ
プジョー4008と思われるプロトタイプ    AUTOCAR

4008は308をベースにしているため、ガソリンとディーゼルエンジン、そしてPHEVが導入されるだろう。また、完全EVが登場する可能性もある。

今年後半に登場予定のe-308は、最高出力156psと最大トルク27kg-mを発揮し、54kWhバッテリーによる航続距離は約400kmとなる見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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