text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) photo:Chizuko Uchida(内田千鶴子)
浅間ヒルクライムは2012年に初開催され、今回で3回目となる。そしてついに、チェリーパークラインを、ヒルクライム走行時に道路封鎖することに成功した。
これは、主催者が、地域をはじめ各方面への地道な働きかけと、過去2回開催した結果、地元の理解を得られたからに他ならない。
道路封鎖した結果、ナンバーの有無にかかわらず参加が可能となったので、純粋なレースマシンから、ディノ246GTやフィアットアバルト750GTザガートなどのヒストリックカーまで、76台ものエントリーがあった。
そのほか、ゼネラルモータースジャパンが、新型コルベットコンバーチブルを、ルノージャポンがマイナーチェンジしたメガーヌRSなどがここでお披露目された。
豪快にスタートするジャガーXK140。ドライバーの森さんは名メカニックかつ、名ドライバーだ。
ロスマンズ・カラーのこのクルマは、フォルクスワーゲン・シロッコ。かなり手が入っている様子だ。
ジャガーDタイプ・レプリカも参加。大きなトルクを利用して、素晴らしいスタートダッシュを決めている。
海外のヒルクライムと同様に、スタート時にはこのように支えをしてもらえる。これで坂道でも安心。
LCR-F2-KUMANOというサイドカー。パッセンジャーの体重移動が、コーナリングや加速時のカギとなる。
まるでイギリスのヒルクライムを見ているようだ。マシンはロータス23B。軽さを利用した軽快な走りだ。
フィアット・アバルト750GTザガート。このタイトなベアピンを見事にコントロールして駆け上がっていく。
夫婦ともヘルメットを着用し、元気な走りを見せてくれたディノ246GT。
ブレーキをロックさせながら、コーナーに入るノーブルP4。まるでタルガ・フローリオのような雰囲気。
ストレートには、スピードが上がり過ぎないように、シケインを設置。クルマはアルフェッタ・ベルリーナ。
ホンダRC213V。2012年から2013年にかけて、ロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦したマシン。
走り終えて、観客の声援に応えて手を振るパッセンジャー。気持ちのいい瞬間だ。
ランボルギーニ・カウンタック・アニバーサリーもドアを上げて、観客へアピール。
シボレー・コルベット・コンバーチブルの日本初お披露目も、同会場で行われた。
マイナーチェンジしたメガーヌR.S.やエステートGT220、ハッチバックGT220もお披露目。