トヨタ 新型ランドクルーザーの組立ライン、稼働停止日程を延長
公開 : 2022.03.22 17:38
トヨタが、3月の生産ラインの稼働停止日を追加。新型ランドクルーザー、レクサスLXの組立ラインに追加停止が発生します。
レクサスLXにも影響
トヨタが、3月の国内工場の稼働について最新情報を発表した。
福島県沖地震に伴う仕入先被災を受けた稼働停止は、3月18日にも公表されていたが、新たに3/24(木)、25(金)の停止が追加された形だ。
対象工場のリストには、新型「ランドクルーザー」の組立てを行うトヨタ車体・吉原工場第1ラインが含まれている(フレーム生産はトヨタ本社工場)。
今週の吉原工場第1ラインの稼働停止日は下記のとおりで、24日・25日が加わるため、計5稼働日が対象となるわけだ。
・今週のトヨタ車体・吉原工場第1ラインの稼働停止日程
3/21(月)、22(火)、23(水)、3/24(木)、25(金)
・トヨタ車体・吉原工場第1ラインの生産車種
レクサスLX、ランドクルーザー300
新型ランドクルーザーは昨年8月に日本発売された超人気モデル。世界的な好評と、半導体不足・コロナ禍によるパーツ供給遅延が重なり、いまから注文した場合の納期は、製品サイトによると「4年程度となる場合がある」とされている。
トヨタは、3月1日にも小島プレス工業におけるシステム障害の影響を受け、1直・2直ともに国内全14工場28ラインの稼働を停止。
今回の福島沖地震の仕入先被災関連についても、11工場18ラインを対象に複数稼働日の停止が発生している状況だ。
同社は、「お客様及び関連仕入先の方々には、今回の変更に伴い、様々なご不便をお掛けすることをお詫び申し上げます。人命第一と地域の復旧を最優先に取り組みつつ、関係仕入先の皆さまとともに、部品不足に対するあらゆる対策を図り、1日でも早く・多くのお客さまのもとにお車をお届けできるよう尽力してまいります」とコメントを発表している。