【実際に購入レポート】ポルシェ・タイカンの長期テストを開始しました

公開 : 2022.03.28 12:10  更新 : 2022.04.07 19:09

タイカン納車の前に、ガレージの充電環境を

正式な注文をしたのは2月4日で、その時点の予定では、3月中旬の納車が可能とのことであった。

この間、通常の登録諸手続きのほか、川崎のガレージに8kWの充電器を設置しなければならなかった。

川崎のガレージに新たに設置した充電器。
川崎のガレージに新たに設置した充電器。    笹本健次

前にも記した通り、川崎のガレージには、100V、200Vの充電用コンセントを既に設置してあり、これまで使用してきたが、このコンセントへの配線は3kW程度の容量を前提としていて細く20A程度までしか流せない。

しかし、私のガレージの契約は60Aなので、ポルシェの充電器で100%にセットして充電を行うと電気は40A程度流れてしまうので、配線が過熱し火事に至る危険があるのだ。ちなみに50%なら問題が無いが、満充電までに極めて長い時間がかかる。

この時、ブレーカーは切れないから始末が悪い。

ポルシェ青山指定の電気工事業者にチェックをしてもらうと、ガレージ全体のキャパシティ的には現在の60Aで問題なく、新たに配電盤から直にポルシェ用の充電器に配線をしてもらい、費用は20万円弱ですんだ。

これでようやく、タイカンの受け入れ態勢が整ったのである。そして、納車日は3月11日と決まった。

納車以降は次のレポートで。

記事に関わった人々

  • 執筆

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長、2024年8月より総編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

ポルシェ・タイカン AUTOCAR JAPAN編集長 購入レポートの前後関係

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