これにはディーゼルが1番 ランドローバー・ディフェンダー 90(2) 長期テスト 

公開 : 2022.04.03 09:45

ディーゼルエンジンの退役はまだ早い

ディーゼルエンジンは低速トルクが太く、粘り強い。燃費効率の良い運転ができるだけでなく、オフロードなど条件が悪い路面でも扱いやすい。

回転時の質感も洗練されている。無骨なオフローダーだった先代を知っていれば、なおのこと。

ランドローバー・ディフェンダー 90 3.0インジニウムD250 MHEV HSE(英国仕様)
ランドローバーディフェンダー 90 3.0インジニウムD250 MHEV HSE(英国仕様)

正直にいって、2022年にディーゼルエンジンを広くオススメしにくいことは事実。だとしても、時流に逆らっているとわかっていても、ディフェンダーに乗るならディーゼルエンジンが良い。まだ3000km程しか乗っていないが、筆者はそう思う。

ディーゼルエンジンの退役はまだ早い。ランドローバー・ディフェンダーが、その典型的な例だといえる。

テストデータ

気に入っているトコロ

スチールホイール:賛否両論あるだろう。それでも、とても見栄えが良いと感じている。

気に入らないトコロ

テールゲート:スペアタイヤをぶら下げた後ろ姿はカッコいい。だがスペアタイヤのおかげで重く、簡単に開閉できない。

テスト車について

モデル名:ランドローバー・ディフェンダー 90 3.0インジニウムD250 MHEV HSE(英国仕様)
新車価格:5万8875ポンド(約913万円)
テスト車の価格:6万4485ポンド(約1000万円)

テストの記録

燃費:11.0km/L
故障:なし
出費:パンク修理/48ポンド(約7400円)

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジム・ホルダー

    Jim Holder

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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