ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズの工場、再びストップ 4月に2稼働日の停止へ

公開 : 2022.03.29 17:38

人気の小型SUV、トヨタ・ライズ、ダイハツ・ロッキーの工場が、再び稼働停止へ。パーツの供給が追いつかないようです。

人気SUVの生産ラインに、来月も稼働停止日

ダイハツが、4月の国内工場の稼働について、最新情報を発表した。

仕入先からの部品供給不足により、下記の完成車工場を、2稼働日(4直)にわたり停止するという。

写真はダイハツが生産する「トヨタ・ライズ」。3月25日時点の工場出荷の目処は、注文から2~3か月程度。ハイブリッド車は5~6か月程度とされている。
写真はダイハツが生産する「トヨタライズ」。3月25日時点の工場出荷の目処は、注文から2~3か月程度。ハイブリッド車は5~6か月程度とされている。    上野和秀

対象工場:滋賀(竜王)第2工場
停止日程:4月1日 金曜、4日 月曜
生産車種:ロッキー/ライズ、タント/シフォン、ムーヴ・キャンバス

対象ラインで生産される、ダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズは昨年1月~12月に、10万台以上を販売している小型SUV。

とくにトヨタ・ライズ(生産はダイハツ)は、自販連から毎月発表される登録車の販売台数ランキング「乗用車ブランド通称名別順位」で上位の常連。

2022年1月は同ランキング5位(8494台)、2月は4位(9903台)と、ベスト5に入る人気モデルだ。

ダイハツは、3月にも同じ工場を6稼働日(12直)の停止、1月にも複数稼働日(13直)の停止を行った。

同社は今回の発表に際し、「お客様、ならびに関係者の皆さまには大変ご迷惑をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」というメッセージを添えている。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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