トヨタGRカローラは3本出しマフラー採用 個性的なマフラーを持ったモデルたち

公開 : 2022.04.04 05:45

スーパーカーは個性派ぞろい

スーパーカーの3本出しといえばマクラーレン・セナやランボルギーニアヴェンタドールSなどが知られるところだが、さらに個性的なマフラーといえば、マクラーレン765LTではないだろうか。

このモデルのマフラー位置はリアのナンバープレートの真上、テールランプの間に位置しており、その本数も4本が横並びと、1度見たら忘れられないインパクトのあるものとなっている。

マクラーレン765LT
マクラーレン765LT

また、イタリアのスーパーカーメーカーであるパガーニがリリースしていたゾンダやその後継車種であるウアイラも同様にテールランプの間にマフラーの出口をレイアウトしている。

ただしこちらは同じ4本出しでも四角形に配置されたものとなっており、まるでミサイルでも射出されるのではないかと思えてしまうデザインとなっているのだ。

そんなスーパーカーのマフラーのある意味完成形ともいえるのが、マクラーレン600LTかもしれない。このモデルではマフラーはリアのエンジンフードから斜め後ろに出ているのである。

これはフラットフロアを実現するために邪魔になるマフラーを上側にレイアウトした結果なのだが、「マフラーの排圧によってダウンフォースを稼いでいる」といわれても信じてしまうほどだ。

このように性能だけではなく、個性をアピールする手段としても有効なマフラー。

電動化が進むことで減っていってしまうものかもしれないが、まだまだ個性的なマフラーを見てみたいものである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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