アルピナB4ビターボ、デビュー
公開 : 2014.06.19 22:40 更新 : 2017.06.01 02:12
BMW 4シリーズをベースとしたアルピナB4ビターボが、今月末のグッドウッド・スピード・オブ・フェスティバルでデビューする。
クーペが£58,950(1,021万円)、コンバーチブルが£62,950(1,090万円)というプライスが付けられている。
その開発には2年の月日がかかったという。アルピナの50人の開発チームは、エンジン、ギアボックス、冷却装置、ボディ構造、ホイール、タイヤ、エアロダイナミクス、ステアリング、サスペンション、インテリアなどに手を入れている。
エンジンは335iに使用される3.0ℓストレート6をベースに開発されている。そのエンジンは、シングル・ターボに代えて反応の早いツイン・ターボに変更され、クーリング・システムが変更され、鍛造クランクシャフトが採用された。
結果的に、エンジン・パワーは、410ps、61.2kg-mにまで引き上げらえる。これに標準で8速のオートマティックが組み合わせられる。
パフォーマンスは0-100km/hは4.2秒、トップスピードは306km/hだ。4WDモデル・バージョンはレフトハンダーにのみ用意され、0-100km/hは4.0秒にアップする。燃費は13.1km/ℓで、CO2排出量は177g/kmとなる。
標準的な装備は、Mスポーツ・サスペンション、本革シート、ヒーテッド・シート、エアコン、バイキセノン・ヘッドランプなど。また、無数のアップグレードが用意される。アダプティブ・ダンパーは標準で、タイヤはノン・ランフラット・タイヤであるミシュランのパイロット・スーパー・スポーツ・タイヤが装備される。この他、BMW 4シリーズから変更された箇所としては、エグゾースト・システムが上げらえる。
この他、アルピナは6月26日から29日まで行われるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、SUVであるXD3と、ディーゼル・モデルのD3バイターボも発表する予定だ。