トヨタからホンダへ、首位交代 Nボックスが勝った背景は? 21年度の車名別販売ランキング
公開 : 2022.04.08 06:25
3月の軽 日産ルークスが巻き返し
3月の軽自動車ランキングについては、スーパーハイトワゴンがトップ4を占める。
軽自動車の首位に立ったのは、唯一2万台オーバーで、かつ第2位の倍近い販売台数(前年同月比6.0%減の2万5529台)を達成したホンダNボックスで、5か月連続でのトップに輝く。
続く第2位には、生産および出荷を本格的に再開した日産ルークスが同3.9%減ながら1万3245台を販売して2ランクアップ。
そして、第3位には生産調整の影響もあって同48.2%減と苦戦したものの1万148台を販売したスズキ・スペーシアが、第4位にはやはり生産調整の影響で同41.3%減となったものの1万12台を登録したダイハツ・タントが入った。
そして第5位には、トップ10内で唯一の前年超えとなる同7.8%増(9120台)を成し遂げたスズキ・ワゴンRが位置。とくに新バージョンのスマイルが販売を牽引した。
注目モデルの動きに触れていこう。
本年3月で生産を終了したホンダS660は、前年同月比217.0%増(913台)を記録。また、軽自動車唯一の2シータースポーツとなったダイハツ・コペンは同75.7%増(534台)、兄弟車のトヨタ・コペンは同14.2%増(177台)を成し遂げる。
また、昨年12月より全ての法人や個人ユーザーも対象にして販売を開始したトヨタC+podは、同842.9%増(132台)を販売した。さらに、商用車のカテゴリーでは昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴが同23.5%増(8981台)を記録している。