トヨタ 電動SUV「bZ4X」北米で今春発売 EVの未来示す
公開 : 2022.04.13 00:36 更新 : 2022.04.15 07:31
ゆとりのある室内空間
コクピットはドライバーの視線とハンドルの操作性を考慮したデザインで、新世代のモビリティを体現している。
BEV専用プラットフォームの採用により室内空間は広く取られ、前後や横方向のゆとりを確保しているとのことだ。
上級グレードにはサテン調の素材を採用した他、ダッシュボードの素材によっても差別化が図られている。
また防音ガラスや風切り音低減機能により、外界から隔絶された静かな車内を実現する。
固定式パノラミックルーフによる開放感も魅力の1つだ。
先進のコネクテッド装備も多数
コネクテッド・テクノロジー・チームが設計した12.3インチのマルチメディアシステムも標準装備される。
ユーザーは直感的なタッチ操作と音声認識でシステムを操作することができる。最新のドライブコネクト・サービスは3年間のトライアルが含まれる。
また標準でアップル・カープレイやアンドロイド・オートが利用可能だ。最大5台のデバイスに4G接続が可能なWi-Fiコネクトを搭載し、ホットスポットとしての機能も備えている。
さらにトヨタ車として初めてデジタルキー機能を搭載し、スマートフォン上のとよたあぷりから車両のロック、アンロック、スタートが簡単に行えるようになっている。
スムーズで楽しい走りを実現
このbZ4Xは専用のe-TNGAプラットフォームが採用され、スムーズで楽しい走りを実現したという。
FF仕様で201ps、AWD仕様で214psを発生し、0-100km/h加速はそれぞれ7.1秒と6.5秒だ。
大容量のリチウムイオンバッテリーを床下に搭載し、低重心と高剛性による俊敏な走りを実現したとのことだ。
またトヨタ初となるXモード搭載AWDシステムにより、あらゆる環境で爽快かつ快適な走りが楽しめる。
滑りやすい路面では回転している車輪にブレーキをかけてトラクションを高めるほか、雪や泥を払うようにタイヤをあえて滑らせることも可能だ。
グリップコントロールと呼ばれるシステムは、路面状況に応じて一定速度に保つことで悪路においてドライバーがステアリング操作に集中できるようにしてくれる。
EVの利便性も確保
bZ4Xの充電は120V、240V、DC急速充電器など多様な選択肢が用意されている。
6.6kWのオンボード充電器により、自宅または公共の充電器で約9時間で満充電することができる。
新車購入時にチャージポイント製の家庭用充電システムを組み込むことも可能だ。
さらに米国のEVゴーが所有するすべての充電スタンドで1年間無制限に充電できるサービスも付属する。