新型「プジョー308」がやって来た! ガソリン/ディーゼル/PHEVの日本価格が判明

公開 : 2022.04.13 21:32  更新 : 2022.04.14 00:37

このクラスの輸入車に「PHEV」を

そして3番目は、3つのパワー・オブ・チョイスによるドライビングプレジャー。

日本仕様の新型308には、1.2Lガソリン・ターボ(130ps、17.9km/L)、1.5Lクリーン・ディーゼル・ターボ(130ps、21.6km/L)、1.6Lガソリン+モーターのPHEV(システム総合225ps)の3つのパワートレインが設定されている。

新型308のホイールベースは従来型比で60mm延長されている。写真は308 GTブルーHDi。
新型308のホイールベースは従来型比で60mm延長されている。写真は308 GTブルーHDi。    AUTOCAR JAPAN編集部

組み合わされるトランスミッションは、いずれも8速ATとなる。

「いままで輸入車のPHEVといえば、高級車かSUVにしか設定されていませんでした。それをCセグメントのど真ん中にプジョーは設定したのです」とビルコ氏は語る。

ちなみに、308 PHEV(グレード名は308 GTハイブリッド)は容量12.4kWhのリチウムイオン・バッテリーをリアアクスル下に搭載し、フル充電状態ならEV走行可能距離はWLTCモードで64km。したがって、市街地を日常的に走るには十分だ。

なお、新型308の日本仕様は従来型と同様に、今回発表されたハッチバックとワゴンボディのSWがラインナップされるが、SWの日本デビューは夏ごろになりそう。

また、PHEVは(SWも含めて)秋ごろに日本にやって来る予定だ。

日本価格 300万円台~

気になる価格設定は、ハッチバック車が下記のとおり。

308アリュール:305万3000円
308アリュール・ブルーHDi:327万7000円
308 GTブルーHDi:396万9000円
308 GTハイブリッド:490万6000円

新型308 GTブルーHDi:396万9000円(全長4420×全幅1850×全高1475mm)
新型308 GTブルーHDi:396万9000円(全長4420×全幅1850×全高1475mm)    AUTOCAR JAPAN編集部

ステーションワゴン車のSWは下記のとおりとなっている。

308 SWアリュール:325万3000円
308 SWアリュール・ブルーHDi:347万7000円
308 SW GTブルーHDi:436万9000円
308 SW GTハイブリッド:530万6000円

「フルモデルチェンジでありながら現行型に近い価格ゾーンにしました。とくにハッチバックの308 GTブルーHDiは、iコネクト・アドバンストなどを標準装備しながら、400万円を切る魅力的な価格設定としています」と上村氏。

また、日本における新型308のCMでは、女性シンガーソングライター milet(ミレイ)の最新曲「Before the Dawn」が採用された。

輸入車のCMでオリジナルの最新曲が使われるのはきわめて珍しいことであり、それだけステランティス・ジャパンが新型308に注力しているのが分かるというものだ。

記事に関わった人々

  • 撮影

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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