text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) photo:Chizuko Uchida(内田千鶴子)
1992年に始まったアバルトカップの2014年第2戦が、ナリタモーターランドにて開催された。
開催当初は様々なサーキットで開催されていたが、近年は成田モーターランドでの開催が続いており、主催者は、このテクニカルコースの攻略が腕の見せ所だからだと話す。
今回は40台弱と毎回60台前後の参加に対して、若干エントリーが少なく、時間的に余裕があったので、午前午後合わせて3回のタイムトライアルと、空き時間にはフリー走行が行われた。
アバルトカップと銘打ってはいるが、新旧アバルト以外にアルファ・ロメオ75やSZ、パンダといったイタリア車や、日本車も参加し、タイムトライアルを楽しんでいた。
フィアット・アバルト131ラリー。ウエットなので、スタートダッシュ時には若干テールが落ち着かなかった。
フィアット・アバルト124ラリー。水しぶきを上げた様子は、まるでターマックラリーのようだ。
新しいアバルトも出走。これは、アバルト・グランデプントSS。トゥルッコの橋本さんがドライブ。
レーシーに仕上げられたフィアット・パンダ。ロールバーも組んであるので、パンダカップの車両だろうか。
SHCCをはじめ、多くのイベントに出場している、フィアット・ジャンニーニ128NPラリー。
フィアットX1/9は2台参加。ミドシップの特性を生かして、スムーズなコーナリングが印象的。
アバルト695トリビュート・フェラーリ。雨にもかかわらず、果敢にコーナーを攻めていた。
蠍だけではなく蛇も多く走った。これはアルファ・ロメオ1300GTJ。大きなロールを伴いながら果敢に走る。
アルファ・ロメオ75も4台出走。どのクルマもテールを大きく振り出し、楽しみながら走っていた。
その75をベースにした、アルファ・ロメオSZ。手練れのドライブで、どのコーナーもテールスライドで走行。
お昼休みは美味しいランチ。イタ車好きは、食通が多いので、ランチにも手は抜かない。
表彰式の記念品の数々。お立ち台に上るとスイカがプレゼント。
これがトロフィー。大きいのはかさばるので、シンプルな筒状のものに変更された。
クラス・ストラダーレのトップ3が、シャンパンファイトならぬ、ペリエファイト。
クラス・スペチアーレのトップ3。スペチアーレのトップは数々のイベントで上位に入っている人が多い。