セアト・レオンXペリエンス
公開 : 2014.06.24 22:20 更新 : 2017.06.01 02:12
セアトはレオンSTをベースにしたクロスオーバー・モデルを追加した。レオンXペリエンスと呼ばれるモデルで、英国ではこの9月から発売が開始され来年1月からデリバリーが開始される予定だ。このXペリエンスは、2016年にデビューする予定のセアト初のSUVの前哨となるモデルとも言える。
レオンXペリエンスは、フロントとリアのバンパーにスキッド・プレートの付いたプラスティック製のプロテクターが付き、ホイールアーチ部分にも黒いプラスティック製のモールが付けられる。
車高はレオンSTに対して15mm上げられ、より大きなグランド・クリアランスを持ち、オフロード能力も向上している。
エンジンはフォルクスワーゲン・グループの4気筒が3種類用意される。ターボ付きの1.8ℓ、そして2.0ℓおよび1.6ℓのターボ・ディーゼルだ。ギアボックスは6速マニュアルか6速デュアル・クラッチが装備される。また、アイドリング・ストップも採用されている。4WDシステムはハルデックス・マルチ・プレートによるもの。
ガソリン・エンジンは180ps、28.5kg-m、ディーゼルは2.0ℓが182ps、38.7kg-mと150ps、32.6kg-mの2つのチューニング、1.6ℓは110psだ。
ディーゼルのトップエンド・モデルには、ドライブ・プロファイル・ファンクションという切り替えモードが装備される。これは、電子制御の機械式パワーステアリングやデュアル・クラッチのシフト・タイミング、エンジンの特性、サウンドなどを、エコ、コンフォート、スポーツの3つに変更するものだ。