トヨタ 新型「ノア/ヴォクシー」の生産ライン、5月に再び稼働停止へ
公開 : 2022.04.18 17:03
トヨタが、5月の生産計画を見直し。新型ノア/ヴォクシーのラインが、6稼働日停止となります。ライン停止は、2、3、4月にも実施されました。
6稼働日の停止へ
トヨタが5月の国内工場の稼働について、見直しを発表した。
同社は先日、4~6月を「意志ある踊り場」として、生産計画を現実に即したものに見直すと公表。
半導体不足の影響により、新型ミニバン「ノア」「ヴォクシー」のラインであるトヨタ車体 富士松工場 第2ラインに、6稼働日の停止日を設けることが今回明らかになった。
対象日程は、下記のとおりだ。
5/9(月)、10(火)、11(水)、12(木)、13日(金)
5/16(月)
新型ノア/ヴォクシーは、1月中旬に販売を開始したが、2月、3月、4月にも半導体不足により生産ラインを複数日に渡って停止した。
日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2022年3月の乗用車ブランド通称名別順位では、ノアは7046台(ランキング12位)、ヴォクシーは7691台(11位)を登録。
前年3月の実績(ノア:6377台、ヴォクシー:9891台)に比べて、ヴォクシーは2割以上のマイナスを記録する形になり、一刻も早く生産を軌道に乗せたいところだ。
なお、トヨタは今回の発表に際し、「新型コロナウイルス感染拡大などに伴う部品供給不足による生産計画の度重なる見直しにより、お待ちいただいているお客様や、仕入先及び関係の皆さまにはご迷惑、ご不便をおかけし、改めて心からお詫び申し上げます」
「半導体不足、コロナウイルス感染拡大など、数か月先を見通すことが依然難しい状況ではありますが、1日でも早く1台でも多くお客様にお届けできるよう、引き続き、努力してまいります」というメッセージを添えている。