唯一無二の世界を味わえるネオクラシック 20選 中古で探す至高の愛車
公開 : 2022.04.23 06:05
フォルクスワーゲン・ゴルフGTI
第5世代のゴルフGTIは、歴代シリーズでもかなりお買い得なモデルだ。第3、第4世代と続いた不本意な時期を経て、見事に復活を遂げた。このように新旧のギャップを埋めたことで、魅力的なモデルとなっている。
2.0Lターボエンジンの最高出力200psでは不十分と思われるかもしれないが、200psをうまく活用できるクルマはほとんどない。
ホンダ・アコード・タイプR
スタイリングの観点から言えば、ホンダ・アコード・タイプRは、現行(10代目)のシビック・タイプRの対極に位置するモデルだ。大人しく目立ちにくいスタイリングで、リアウィングを外すという選択もできた。
個体の状態により中古車価格はさまざまだが、強力なエンジンはお買い得である。特に2.2L VTECエンジンが5000rpmに達すると、これほど楽しいセダンは滅多にないと思えるはずだ。
MG TF
TFにお金をかける一番のメリットは、MGローバーが倒産する前に生産された最後のモデルの1つを購入できることだ。MGは2005年にTFを改良し、ガラス製リアスクリーンやサスペンションの改良などのハイライトを加えている。マツダ・ロードスターほどの正確さはないものの、MGFよりシャープな走りを見せる。
ダイハツ・コペン
小さなクルマだが、ダイハツ・コペンは錆の問題が深刻だ。外見は良くても、実はサビがひどいということもあるので、お金を出す前に整備記録の確認や、リフトに載せての点検をお勧めする。
良い個体を手に入れれば、運転がとても楽しく、電動折りたたみ式ルーフの有り難さを実感できるクルマであることがわかるはず。ターボチャージャー付きの660ccエンジンを積んでいるが、ごく稀に欧州仕様の1.3L仕様が見つかることもある。
メルセデス・ベンツSLK
初代R170型SLKは安く取引されているが、ほぼ間違いなく錆というおまけがついてくる。R171型のリアサブフレームにもサビが発生する可能性はあるが、亜鉛メッキのボディなら眠れない夜は少なくなるはず。
2004年に登場したR171型には、最高出力161psのスーパーチャージャー付き1.8Lと、268psの3.5L V6の2種類のエンジンが用意されていた。2008年のフェイスリフトではノーズが変更されたほか、約650の新しいコンポーネントが追加されている。中古車ではルーフがしっかり作動するかどうかを確認しよう。