唯一無二の世界を味わえるネオクラシック 20選 中古で探す至高の愛車
公開 : 2022.04.23 06:05
フォード・プーマ
多くの初代プーマが錆によって早死にし、当時最もハンドリングに優れた前輪駆動車が次々と失われていった。1997年にスティーブ・マックイーンの遺志を継いで発売されたプーマは、そのシャシーを見事に生かし、他のすべての小型クーペを無価値な存在にしてしまった。
クロスオーバーとなる前の初代プーマは、日本では希少だ。ヤマハが開発した1.7Lエンジンが最もお勧めだが、1.4Lや1.6Lバージョンも、特にボディが腐食していなければ、一見の価値がある。
ローバー75
春と夏をのんびり過ごすつもりなら、ローバー75はいかがだろう。BMWの指導のもと、まったく新しいプラットフォームで作られた上級モデルが、比較的低価格で購入できる。
時代を超えたスタイリング、高級感あふれるインテリア、そして充実した装備の数々が特徴だ。エンジンは、BMWのディーゼルエンジンとローバーのV6ガソリンエンジンが用意されており、ボディタイプはセダンとワゴンがある。
アウディA2
A2は2000年当時、アウディが描いた未来像だった。軽量アルミニウム構造、先進的なスタイリング、効率的なエンジンなど革新的な特徴を備えた小型車であり、時代を何年も先取りしていた。1.4 TDIであれば、約30km/lもの低燃費を期待できる。
しかし、残念なことに、この先進性がA2の命取りになってしまった。海外ではA2はネオクラシックとして再評価されており、価格も上昇傾向にある。
マツダRX-8
マツダ・ロードスターを勧めるのは簡単すぎる。そこで、RX-8はどうだろうか?確かにロータリーエンジンは厄介だが、しっかり整備すれば10万kmはらくらく走る。大胆なスタイリング、観音開きのドア、楽しいインテリア、そして無限に回転するロータリーがドライバーを誘惑する。
トヨタMRS
トヨタMRSは、MR2シリーズの後継にあたる2シーター・スポーツカーだ。海外では「MR2」の名称を引き継いでいる。MRSは、2シーターはすぐに壊れると言う人への完璧な反証でもある。中古車情報サイトをスクロールすると、走行距離15万km以上の個体が数多く見つかる。
実用性はそれほど高くないが、最高出力140psの1.8Lエンジンを搭載しているため、気にすることはない。ただ、錆びやすいリアサブフレームは要チェックだ。
ホンダ・シビック・タイプR
EP3型のシビック・タイプRの価格は、100万円程度のものから300万円近いものまで、かなりの幅がある。2.0LのK20エンジンは、適切なメンテナンスを施せば堅牢だが、趣味の良し悪しは別として、改造車は避けたいところ。将来のクラシックカーとして、価値は残り続けるだろう。