アウディ 全長5.5mの大型SUVコンセプト「アーバンスフィア」公開 移動型オフィスにも

公開 : 2022.04.20 06:25

優れた快適性 中国の大都市向けに開発

パワートレインは、前後に2基の電気モーターを搭載し、合計出力400ps、最大トルク70kg-mを発生する。

後輪操舵システム、24インチホイール、アダプティブエアサスペンションを装備しており、アウディによると「都市部の高速道路だけでなく、凹凸が多い繁華街のアスファルトでも、動きが目立たない優れた快適性」を実現しているとのこと。

アウディ・アーバンスフィア・コンセプト
アウディ・アーバンスフィア・コンセプト    アウディ

電力は120kWhのバッテリーから供給され、最大718kmの航続距離を実現する。最大270kWの充電に対応し、5%から80%まで25分以内に充電できるという。

アーバンスフィアは中国の巨大都市をターゲットにしているが、アウディは、世界のどこでも使えるように設計されていると述べている。

アウディのブランド&コミュニケーション戦略の責任者、Sike Guse氏は次のように語っている。

「開発は、アジアの大都市に特化したものでしたが、世界の他の大都市にも応用できるコンセプトだと考えています」

「欧州のデザインと大差はないでしょう。わたし達が主張したいのは、世界のどこでも通用するクルマでなければならないということです。最終的な要素や細かいチューニングは、少し中国市場向けに行われています」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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